年次有給休暇を前倒しで付与した場合の注意点

労基法通りに年次有給休暇を付与する場合には、入社日を起算日として6カ月経過で10日の付与となります。(特例は除く)
これとは別に福利厚生の充実を目的として、「入社日に年次有給休暇を付与する場合」があります。
この場合は、注意が必要です。

年次有給休暇を前倒しで付与した場合には、前倒しで付与日した日が起算日となるため、次回以降の年次有給休暇の付与日に注意が必要です。

(例1)
4月1日入社で労基法通り(6カ月経過後)に年次有給休暇を付与する場合
→10月1日で10日の付与となります。

(例2)
4月1日入社で入社日と同時に10日の年次有給休暇を付与する場合
次年度の4月1日に11日の付与となります。
*上記の例は、出勤率の要件を満たしており、付与日数は労基法の日数通りで付与

「年次有給休暇の5日の付与義務」との関係で、起算日がいつなのか正確に把握しておくことが必要です。