雇用調整助成金の意外な利用方法。「在籍型出向制度」を活用方法とは!?

「在籍型出向制度」を活用して社員の雇用を守る場合に利用できる助成金があります。
それは「雇用調整助成金」です!

雇用調整助成金は、社員を休業させた場合に利用できるという認識が世間一般に浸透しました。
コロナ特例により、申請が容易になり、自社で申請されて企業も多いことかと思われます。

さて、今回は「在籍型出向制度」を利用しての「雇用調整助成金」の利用方法です。
概要としては、次の通りです。
(1)雇用調整を目的とする出向(経済上の理由で事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図ることを目的に行う出向)が対象です。
(2)雇用維持を図るための助成ですので、出向後は元の事業所に戻って働くことを予定していることが前提です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000682586.pdf

大手航空会社が雇用維持のために、在籍型出向を行うとの報道を目にしましたが、中小企業の場合は飲食業、宿泊業、観光業など大幅に売り上げを落としている業種での活用が考えられます。

一方で、最近では「Web制作会社」が苦境に立たされているとの話を耳にします。
背景には、飲食、観光産業の低迷によりWeb制作の依頼が激減し、また日々のサイト更新費用のコストセーブからWeb制作会社の売上が減少するなど厳しい状況にあるようです。

このような場合、例えば「在籍型出向」を利用し、Webマーケティングを独自展開している業中小企業に、クリエイターなどを短期間出向してもらい、運営に関するノウハウ提供を行えばまさにWIN-WINの関係が築くことができるのではないでしょうか?

「雇用調整助成金」を「在籍型出向」で活用し雇用を維持しつつ、企業間の取引の信用度合いを増すこの仕組みをぜひご活用してくただきたく存じます。