多様な働き方に対応した労働時間制度導入支援
「多様な働き方」に対応したいと考えつつも、
具体的にどのように進めていいのかわからないというという声をお聞きします。
そこで、多様な働き方を実現する上で、次の労働時間制度の導入の支援をサポートします。
「就業規則への規定」や「労使協定の作成」をはじめ、賃金計算においては、
「年平均の所定労働時間」を正しく計算して固定残業代を計算するなど、お客様が気にされることは書面でご提示いたします。
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1.フレックスタイム制
フレックスタイム制を導入するIT企業の多くは、「みなし労働」の導入は難しいが、 少しでも弾力的な労働時間制を採用することで社員の定着と新規採用につなげたいという考えがあります。
ただし、フレックスタイム制を検討する場合に、 「コアタイム」「フレキシブルタイム」「清算期間」「年次有給休暇」「欠勤控除」など導入するにあたり、 専門的な知識が必要になります。
また固定残業代を導入している場合に、どのように導入すればよいのか頭を悩ませます。
そこで、フレックスタイム制を導入する場合に注意すべき点、就業規則への規定方法、労使協定の作成などをコンサルティングいたします。 また、検討段階で見落としがちなポイントの指摘や豊富な導入事例をもとに、 お客様に最適なフレックスタイム制のご提案を行います。 -
2.1か月単位の変形労働時間制
監視業務に従事するエンジニアが24時間勤務を行うケースがあります。 この場合、1か月単位の変形労働時間制を導入することで適正な形にすることが可能な場合があります。
その他、シフト勤務の場合は、働き方に応じて1か月単位の変形労働時間制を導入することで、 時間外労働などの問題を解決できる場合もあります。 -
3.専門業務型裁量労働制
エンジニアに対し、不適切な形で専門業務型裁量労働制を導入しているケースがあります。 そこで、対象業務や働き方の実態を詳細に把握し、 労基署の臨検時に専門業務型裁量労働制の運用等に対し指摘を受けないように制度設計を行います。
また、休日に労働や深夜労働がある場合にどのように専門業務型裁量労働制を導入したらよいのかも含めご提案します。 -
4.テレワーク(在宅勤務など)
テレワークを導入し、規程化する場合のサポートを行っています。 導入する際に、企業独自で取り入れたい制度をヒアリングの上、実現したいテレワークのためのご提案を行います。
またテレワークでもっとも頭を悩ませるのが、「労働時間の把握と管理」です。 プライベートと労働時間があいまいになり、結果として時間外労働の管理で頭を悩ませます。
そこで、テレワークにおける労働時間を適切に把握を行うためのツールとして「KING of TIME」の導入をお勧めしています。 KING of TIMEはきめ細かい設定ができる反面、設定がやや複雑です。そこで、労働諸法令を理解した社会保険労務士が導入支援を行います。
なお、弊社はKING of TIMEの公認パートナーです。 -
5.固定残業代制度の設計
固定残業代を導入しているIT企業が多い一方で、不適切な導入も散見され、 後に未払い残業代として表面化するケースがあります。 特に「テレワーク」「フレックスタイム制」などで固定残業代を導入する場合に、 法令違反とならないように就業規則の規程方法、割増賃金の計算など自社では対応できない部分を専門家の視点からサポートします。
株式会社ジョイゾー様
「専門業務型裁量労働制」「リモートワーク」など労基法を遵守しながらも、働きやすさを実現するために制度内容を考え、そして、就業規則に定めました。
特にリモートワークについては、出社とリモートワークのハイブリッド型として、通勤を考えずに遠方の方でも安心して勤務ができるルールを作りました。
また「専門業務型裁量労働制」は、対象者を厳格にして、みなし労働のもとで本来あるべきアウトプットが出せる方に絞り導入するためのコンサルティングを行いました。