17LIVE株式会社様

１．バックオフィスのアウトソーシングについて

社員の増加に伴いバックオフィスのうち「給与計算」と「社会保険手続き」をアウトソーシングに切り替えることを検討していました。
すでにクラウドを使用していたので、対応できる社労士事務所であることと、また同時に労務に関する相談も行える事務所を探していましたが、何社か話を伺い最終的に今後の運用などを考えて契約するに至りました。

２．給与計算のアウトソーシングについて

事業の拡大に伴い毎月新しく入社する社員も増え、またテレワークが主体であるから、労働時間の把握と管理をより正確に行う仕組の検討をしていました。クラウド型の勤怠システムを既に導入していましたが、設定を見直し給与計算システムとの連携を行い、時間外労働の時間数を勤怠管理システムで集計し、給与計算システムにインポートする流れですが、時間外労働、深夜労働、休日労働の集計においてどうしてもシステムでは正確に出来ないケースもあるため、この点は勤怠集計を社労士さんが直接チェックしてくれているので安心です。また、毎月の給与計算に関する情報共有はSlackとGoogle driveでスムーズに連携できています。

３．社会保険のアウトソーシングについて

弊社では人事労務クラウドシステムを使用しており、入社時に必要な手続き情報は、内定者がスマホから直接情報入力の上、登録します。その後、人事部門で確認し、社労士事務所に人事労務クラウドに情報入力したことを伝え、その後は社労士事務所でその情報を確認し電子申請で届出を行っています。

これまで氏名・生年月日・住所情報などを複数回入力することがありましたが、今は一度クラウド上に入力した情報は流用でき効率的です。

また、社労士事務所側も常に人事労務関連の最新情報をキャッチアップしており、DX化を進める上で各種システムの操作や特長などを把握されているので安心です。

４．就業規則の見直しについて

顧問契約後すぐに着手したのが就業規則および諸規程の見直しです。就業規則の規程内容を実態に合わせることと、何より最新の労働法令に準拠しているかなどを細かくチェックする必要があったため、時間を掛けて見直しを行いました。

特に労働時間と割増賃金については、慎重に検討し、今後の運用に十分耐えうる内容に見直すことができたと考えています。

見直し後も法改正がある都度メルマガで詳細が届くので、必要応じて見直しを行っています。ここ最近では、育児介護休業の法改正があり、実務上も育児休業の取得者が増えていることから安心して妊娠、出産、育児休業そして職場復帰ができるような規程とすることができました。

その他、就業規則専用クラウドで各種規程を一元管理されているので、同じ情報を誤りなく共有できる点はクラウドならではと感じています。過去履歴も閲覧できる点は他にはない特長だと考えています。