株式会社ジョイゾー様

１．オリジナルな就業規則の作成を手伝ってくれる社労士を探して

事業が拡大している中で、相談当時は社員数が１０名を超えるところでした。

１０名以上は就業規則の作成が必要なのは知っていたのですが、これとは別に今後入社する社員を意識して、働く上でのルールを整備したいという思いがありました。

また、法律上の義務とは別に、自由な働き方を実現したかったので、オリジナルの制度を併せて就業規則の中で定めたいと検討していました。

そこで、就業規則を作成するにあたり労基法などを把握していないと正確に作成できないと考えていたので、専門家に依頼することにしました。

２．社会保険料の計算は意外と大変なので顧問契約に

その他、社員が増えてくるとバックオフィスに取られる時間が増えることは想定できました。特に社会保険料はどのタイミングでいくらを天引きするのかよく迷うことがあり、事務処理上間違えてはいけないため、こちらも外部に委託して正確に事務処理を行いたいと考えていました。

３．就業規則を作成して解決できたこと

労働時間に関しては、「専門業務型裁量労働制」の導入を行いました。こちらは専門性が高いので、専門家に依頼しないと自力では正しく導入できなかったかもしれません。

また、「年次有給休暇を無制限に付与する」という制度の導入を実現したかったのですが、法令で義務付けられている部分と法令を超える日数を分けて規定するという考え方がなかったため、この点を指摘してもらい運用に支障がないように規定することができました。

現在も慶弔休暇など福利厚生の見直しがある都度就業規則の見直しを依頼しています。

４．社会保険のアウトソーシングで解決できたこと

給与計算はFreeeを使用しているのですが、社会保険料を給与計算に反映する際に細かいルールがあるので、今後社員が増える中で正確に計算できるか不安がありました。

すべて給与計算システムで完結できるといいのですが、現状ではなかなか難しく、ただしく社会保険料計算を行い、そして給与計算に反映するには社労士さんに依頼するのが自社の現状では最善策と考えています。

また、弊社はkintoneアプリの開発をメインとしていることもあり、バックオフィスのDX化を日々進めています。

その際に、委託先においてもDX化について一定の知見が必要だと感じています。