ベトナム・ドンナイ市の「こんにちは日本語学校」への訪問(Part1)
2026.06.02
2026/5/27(水)にベトナム・ドンナイ市にある「こんにちは日本語学校」と「ラクホン大学」に訪問し、今後の提携関係についてミーティングを行ってきました。
本取り組みの目的は、2027年4月以降の育成就労制度への移行に伴い、国内企業における日本語教育の重要性が一段と高まることへの対応にあります。
ベトナム現地で豊富な実績を持つ学校と提携することにより、弊法人のお客様、ならびに弊法人のベトナムネットワークに関心をお寄せいただくお客様へ、安心して日本語教育を委託できる体制を確保することを目指しています。

(写真)「こんにちは日本語学校」への訪問時の様子
ドンナイ省は、今後の高い発展が見込まれるエリアのひとつです。ホーチミン市内からはタクシーで約50分を要しますが、2026年12月に「ロンタイン国際空港」の本格稼働を控えており、日本からのアクセスは格段に良くなります。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/09/2da7f84aca04c8b4.html
同省には多数の日系企業が工場を構えています。現地において日系工場は就職先として人気があるものの、外資他社との採用競合も激しく、パートタイマーの確保には日本国内と同様に苦戦している模様です。
2026年3月に現地進出の大手日系企業を訪問し、採用・労務管理についてヒアリングを行った際にも、従業員の日本語力向上のため、現地の日本語学校から講師を工場に招いて社内教育を行う事例が増えているとの声を耳にしました。
日系企業に関する現地での評判はいくつかありますが、よく耳にすることとして、「人材を大切にする点」は他国の企業と比べ優位性があるとのことです。他国の場合は、求人募集時に高額な賃金を謳い募集をお行うものの、実際に働くと当初の労働条件と相違するケースが多々ありトラブルもそれなりに発生しているとこのことです。この点日系企業は羊頭狗肉な求人は少なく、他国の企業で働いて日系企業で安心して働きたいという方も多くいるとも聞きます。
現地における日系企業の評判として、他国企業に比べ「人材を大切にする姿勢」が優位性として高く評価されています。他国企業のアプローチでは、求人時に高額な賃金を提示して労働者を募るものの、実際の労働条件が事前の提示と異なり、トラブルに発展するケースが散見される模様です。
その点、日系企業は求人内容と実態の乖離が少なく誠実であるため、「他国企業での経験を経て、今度は安心して働ける日系企業を選びたい」と希望する現地人材も少なくないとのことです。
ここで、今回の訪問における具体的な内容に話を戻します。
視察先である「こんにちは日本語学校」では、技能実習や育成就労制度によって日本への赴任を目指す人材を対象に日本語教育を提供しています。また同時に、現地の日系企業に対する日本語レッスンの提供も並行して行っています。
今後の育成就労制度への移行を見据えると、就労者に求められる日本語能力のハードルは高くなるため、現地における教育の重要性は一段と増すことになります。単に指定試験の合格基準をクリアするだけでなく、日本での実務を想定した「ビジネスの現場で通用する実用的な日本語」の習得が不可欠となっています。
実際日本人は、以下のようなやりとりをビジネス上行っていますが、外国人からすればどうとらえていいかわからない場面もあります。
日本人なら以下のやり取りはよくあるケースで不明点はないかと思いますが、ベトナムの方には、「大丈夫」とは何を意味しているのかわからないようです。
例)
外国人:「次の作業を行ってもよいですか?」
日本人:「いいよ。大丈夫」
つぎに日常会話での二重否定の多様です。コンビニやファミレスなどで当然のように二重否定を使うケースがありますが、これは何を訪ねているのかわからないようです。
例)
日本人:「カードをお持ちではないですか?」
外国人:「・・・・」
この2つの例からも日本人もあいまいな表現を使わず、日本人であってもすぐにつながる言葉を使う必要があるように感じます。
最後に、国内企業でベトナム人を技能実習そして2027年4月以降育成就労制度で雇用を考えている、または雇用中の企業で日本語教育をベトナム側と提携して行いたい場合は弊社はベトナムには複数のネットワークがあるのでご支援が可能です。
社会保険労務士法人秋田国際人事総研
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