株式会社INFORICH様

１．単純ミスへの対応に時間をとられていた・・・

上場後も企業規模が拡大する中で社会保険手続については、以前からアウトソーシングが適していると考えていました。
その理由は、やはり専門性が必要であり、自社のメンバーだけではそこまで人員を割くことができないため、社労士にアウトソーシングすることで、コスト面も含めて効果的だからです。

２．現在利用しているシステムとの連携ができる社労士を探していた

現在利用しているシステムの運用を前提としているため、社労士にアウトソーシングするにしても、現在利用しているシステムとの連携がスムーズにできることが絶対条件でした。
社労士事務所によっては、指定のシステム以外は対応できないと言われましたが、社会保険労務士法人秋田国際人事総研さんと契約前に各システムのメリットやデメリットなどもしっかり説明をしてもらい、その上で現在利用しているシステムを引き続き使用する前提でアウトソーシングの話が進んだ点は非常にスムーズに進めることができました。
その他、クラウドシステムが普及している現在では、システムの操作ができるだけではなく、各システムとのAPI連携についても正確に把握している社労士であることが求められると考えています。
現実問題として、クラウド全般に精通している社労士はなかなか見当たらないため、そのような意味では社会保険のアウトソーシングの開始までもスムーズにいきました。

３．給与計算は自社対応でOK

大人数の給与計算なのでアウトソーシングも検討しましたが、現在は自社でどうしても対応できない場面があれば社労士事務所に尋ねる程度で十分自社で対応できています。
自社の労務スタッフは給与計算に関連する事項を中心にカバーし、わからないことがあれば社労士に聞いて対応する形で進めています。
給与計算システムを自社で使いこなすことさえできれば、弊社のような形のアウトソーシングの形も十分機能すると考えています。

４．契約後に実現できたこと

DX化以外に弊社は外国人雇用もあるため、労務相談全般も対応してもらえる社労士事務所である必要がありました。
その点秋田国際人事総研さんは、関連企業でベトナムでの展開も行っており、自らが海外展開を行っているのは心強いですね。
社労士事務所では珍しいのではないでしょうか！？
その他労務に関する相談はそれなりにあるので、自社で解決できないような問題が発生した場合は、気軽に相談できるため、社会保険のアウトソーシングを平行して活用しています。

５．まとめ　～ここがポイント！～

人事労務部門のDX化を進めている中で、社労士事務所には単に事務手続きを代行してもらうだけではなく、システムも含めて提案できることがキーでした。
この点幣法人は早くからシステム化に着手してきた経緯があるため、お客様のご要望に応じて臨機応変に対応できる柔軟性が売りの一つです。
急速にDX化が進む中で、システムを含めて提案できる社労士事務所を求められている企業の参考となる事例だと考えています。